SLA
① 非エンジニア向けのざっくり概要
提供するサービスの品質を約束する契約。
ITサービスやクラウドサービスなどを提供する側が、稼働率・応答時間・サポート対応などの品質基準をあらかじめ数値で約束する契約・合意書です。基準を下回った場合の対応(返金・補償など)もあわせて定められることが多いです。
ベンダーとの契約時に、期待するサービス品質を明文化する目的で使われます。
② ちょっとだけ詳しく
💡 Why|何のために使うか
サービスの品質基準をあらかじめ明文化し、期待値のズレやトラブル時の対応をはっきりさせるため。
🙋 Who|誰(どんな役職・スキルセットの人)が主に使うか
情シス・購買担当、ベンダーと契約を結ぶ事業担当、法務担当。
🕒 When|どんな場面で使うか
システムやクラウドサービスの契約を結ぶとき、既存サービスの品質に不満があり見直すとき。
🌐 Where|どこで動く/使うか(社内・クラウド・端末など)
ベンダーとの契約書・付帯資料の中(社内外の契約プロセス)。
🔧 How|どうやって使うか
1) 必要な品質基準(稼働率・応答時間等)を洗い出す
2) ベンダーと基準値・測定方法を合意
3) 契約書に明記
4) 運用中に実績を測定・レビュー。
✨ できること|導入後の実務効果
- サービス品質の期待値を契約時にそろえられる
- 基準未達時の対応(補償等)を事前に決めておける
- 運用中の品質を継続的にチェックできる
⚠️ よくある誤解|似た用語との差分
NDA(秘密保持契約)と混同されがちだが、NDAは情報の秘密保持を約束するもの、SLAはサービスの品質水準を約束するもので、対象が異なる。
③ もっと知りたい人向け
- ガイドライン(政府・経済産業省):
- SaaS向けSLAガイドライン(経済産業省) ── SaaS事業者向けの公式ガイドライン(PDF)
- 参考例(政府・総務省):
- サービス・レベル合意書(SLA)参考例(総務省) ── クラウドサービスのSLA記載例(PDF)