NPS
① 非エンジニア向けのざっくり概要
顧客がどれだけ人に勧めたいかを示す指標。
「このサービスを友人や同僚にどのくらい勧めたいか」を0〜10点で答えてもらい、その回答から算出する顧客ロイヤルティの指標です。単発の満足度ではなく、継続的に愛着を持ってもらえているかを測ります。
② ちょっとだけ詳しく
💡 Why|何のために使うか
顧客がどれだけサービスに愛着を持ち、他人に勧めたいと思っているかを数値化し、事業の健全性や成長の先行指標として使うため。
🙋 Who|誰(どんな役職・スキルセットの人)が主に使うか
経営層、カスタマーサクセス担当、マーケティング担当、プロダクト担当。
🕒 When|どんな場面で使うか
定期的な顧客満足度調査、サービス改善の効果測定、経営会議での事業健全性の確認。
🌐 Where|どこで動く/使うか(社内・クラウド・端末など)
アンケートツールやCRM上でスコアを収集・集計する。
🔧 How|どうやって使うか
1) 「勧めたいか」を0〜10点で顧客に質問
2) 9-10点を推奨者、7-8点を中立者、0-6点を批判者に分類
3) 推奨者の割合から批判者の割合を引いてスコア化
4) 定期的に測定して推移を追う。
✨ できること|導入後の実務効果
- 顧客ロイヤルティを一つの数値で継続的に追える
- 満足度調査より将来の解約・紹介の予兆をつかみやすい
- 部署・チーム間で顧客の声を共通言語として共有できる
⚠️ よくある誤解|似た用語との差分
単純な満足度アンケートと混同されがちだが、NPSは「勧めたいか」という将来の行動意図を聞く点で、過去の満足度を尋ねる評価とは質問の狙いが異なる。
③ もっと知りたい人向け
この用語は、特定の団体が定める単一の公式仕様を持たない概念です。まずは上の②の理解を土台に、ページ下部の「関連用語」から周辺の言葉をたどると、実務での位置づけがつかみやすくなります。
- 求め方の具体例:
- 100人にアンケートを行い、推奨者(9〜10点)が50人、中立者(7〜8点)が30人、批判者(0〜6点)が20人だったとします。
- 推奨者の割合: 50 ÷ 100 = 50%
- 批判者の割合: 20 ÷ 100 = 20%
- NPS = 推奨者の割合 − 批判者の割合 = 50% − 20% = 30
- 中立者の人数(人)はスコアの計算には使いません(推奨者・批判者の割合の差だけで決まります)。
- 単位は「%」ではなく「pt」またはそのままの数値(この例では30)で表記するのが一般的です。